「ちょっと・・・考えさせてください」
私はそういい残して事務所を後にしました。帰り道、渋谷で降りましたが、相変わらずすごい人ごみでした。
私はボーっと信号を渡る人に何度もぶつかりながら、あてもなくぶらぶらとしていました。
坂を上る途中、何かすれ違う人が話しているのが聞こえました。
「すげー格好だよな」
「俺もあんなの見たことない」
とか言っているのです。さらに近づくと、人だかりが出来ていました。そこを見ると、何か女の人が、首輪されて歩かされているのです。ボンデージの服を着て、男の人と。私は見ていてドキドキしました。
(私、こんなことされたら、どうなっちゃうんだろう・・・・。)
今日帰る前にされたことを思い出して、少し濡れてしまいました。
(もしかしたら、こういうことされたい、って思っているのかな・・・・。)
そんなことも一瞬考えましたが、そんなこと、あるわけない、と思って、足早にその場を立ち去りました。
そこに電話がかかってきます。あのモデル会社の電話でした。
「もしもし?考えてくれた?」
「あ、、はぁ」
「ダメなの?ダメなら他探すけど。君にぴったりだと思ったんだけどな。」
「え、どうしてですか?」
「君とてもいいスタイルだと思ったし。それに今度はビデオなんだ。ちょっとグラビアっぽくとるし、うまく行けば海外でのロケもあるかも。」
「え、海外!!!」
私はビックリしました。海外なんていったこと無かったのに。
「ギャラもかなり破格だと思うよ。まぁ、その分結構ハードだけど。。」
「OKしちゃってもいいですか?」
「うん、じゃあ、決定ね。明日来てね。」
というわけで、私は勢いだけで受けてしまい、次の日、本当に事務所に行くことになってしまいました。
その日の夜は、すごくいやらしい夢を見ました。今度は私が、首輪をされて、みんなに蔑みの声を浴びせられながら、胸の開いたボンデージで、人ごみの中を歩いているんです。
「なんだあのエロ女。」
「そうじゃないよ、あれはマゾっていうんだ。」
「恥ずかしい事されて喜ぶ変態なんだよ」
私はそういう言葉を浴びせられるたびに顔を背けるんですが、アソコはありえないほど濡れ始めてくるんです。
「うわー、バカじゃないの、アソコ自分で触ってるよ」
「どうしようもないみだらな女だな」
おきたときは、マットレスがびしょびしょなほど、濡れていました。あんなことをされてから、なんだか私の内面はおかしくなっていくような気がしました。
そして、次の約束の日がやってきました。
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